乳がん 闘病記 ぼちぼちがんばります

46歳で乳がん罹患。乳がんと宣告されてからの日々をつれづれなるままに綴った備忘録です。乳がんでもできるだけ普段通りの生活をして、病気に負けない気持ちで踏ん張っています。

化学療法レジメン下調べ

医薬翻訳を長らくしていたので、化学療法にも種類があってそれぞれに3週間おきに投与などレジメンがあることは知っていたけど、悲しいかな~、、、職業病のようなもので納得のいくまで調べないと気がすまない、、、

この時点では、抗がん剤と決まったわけではなかったけれども、乳がんに適応となる化学療法について事前に調べておきました。

乳癌の化学療法で、現在標準療法とされているのは、アンスラサイクリン系のAC療法ドキソルビシンとシクロホスファミドを3週間おきに4回投与)だそうです。その後にタキサン系薬剤(パクリタキセルドセタキセル)を状態に応じて追加投与する場合もあるそうです。

乳がん薬物療法には、抗がん剤、ホルモン療法、分子標的薬による治療の3種類があって、乳がんのサブタイプにもよるのですが、抗がん剤が必要になるのHER2陽性、またはホルモン受容体もHER2も陰性でトリプルネガティブと呼ばれるタイプだそうです。ホルモン受容体が陽性でも、ガンの悪性度が高い場合は抗がん剤の適応となるようです。

私の場合は、ホルモン受容体が陽性であることは、ブレストケアクリニックでの生検で分かっていたので、あとはHER2が陽性かどうか最終確認が必要なことと、リンパ節の転移がないか、術後の病理検査でがんの悪性度がどれくらいかにかかってきます。

もちろん、副作用についても下調べしました。
抗がん剤といえばどうしても吐き気、嘔吐を一番に思いついてしまうのですが、AC療法でも吐き気と骨髄抑制が主な副作用だそうです。
それと比較して、パクリタキセルは末梢神経のしびれや関節痛などが主な副作用で、実際に、HER2陽性でハーセプチンとパクリタキセルの投与を受けていた知り合いに聞いてみたところ、「吐き気はなかったけれども、手足のしびれが辛かった。」そうです。

ちなみに、私もHER2陽性の場合もあるかも、、、と心配になって調べてみると、女優の南果歩さんが、女優業を続けるために、ハーセプチンの投与を中断して代替療法を始めたとありました。それだけ辛いものなのかと思って知り合いに聞いてみたところ、その方はハーセプチンについてはほとんど副作用は感じなかったそうです。

相談センターの電話相談でも、「副作用の出方は人によってほんとに様々だからやってみないと分からない」と言っていましたが、副作用が自分にとってはどう出るか、、、こればかりは調べようがないです