抗がん剤最終クール
先日の乳腺外科の受診で、次回からホルモン療法へ切り替わることが
はっきりしたため、ついに、抗がん剤投与の最終クールです。
病理検査、オンコテストの結果をひたすら待つ日々の末に、抗がん剤治療が決まった時には、「この世の終わり」のような気持になってふさぎ込んでいましたが、やっとで最終クールまで無事たどりつけたことに感謝。
ここまで頑張ってきた自分にご褒美をあげたい気分でした。
もちろん、家族の支えなしには抗がん剤治療を乗り越えることはできません。
私は両親にさえ打ち明けていないので、本当に頼れるのは主人と子供と、相談に乗ってくれた女医のママ友達だけでした。
でも、やっぱり一番頑張ったのは自分。
いつもと同様、早期枠で腫瘍内科を受診しましたが、
担当の先生と看護師さんの二人から、
「よく頑張りましたね~。」
と励ましの言葉をいただきました。
「今回も投与を受けて帰りますか?」
と確認されましたが、ここまで頑張って最終投与を受けないわけにはいかず、
「はい、受けて帰ります」
と、迷わず返答。
もちろん、また投与してから最低でも2週間は辛い時期を乗り越えなければいけないのですが、最終回となると、それよりも「最後だ~」という開放感のほうが強かったです。
投与前に1階で吐き気止めの薬を服用し、いざケモ室へ。
早朝枠にもかかわらず、投与を受ける患者さんが多いのか、いつもの第1ケモ室ではなく、第2ケモ室に案内されました。
そして、いつもと同様、リクライニングチェアに座り、看護師さんの説明を受けてから
投与が始まります。
前回の鼻がツンとした教訓から、今回は投与中に飴を舐めて紛らわせていました。
思ったよりも効果的で、ツンとした感じがだいぶましになったような気がしました。
しかし、またもや投与前から、吐き気を催し、、、
体が敏感に反応するようになってしまったようです。