乳がん 闘病記 ぼちぼちがんばります

46歳で乳がん罹患。乳がんと宣告されてからの日々をつれづれなるままに綴った備忘録です。乳がんでもできるだけ普段通りの生活をして、病気に負けない気持ちで踏ん張っています。

手術日の決定

麻酔科受診から3週間くらい経った頃、まだかまだかと待ち切れず、手術日がいつ頃になるか乳腺外科に電話で問い合わせてみました。すると、担当医の先生が電話口に出てくださり、あっさりと「最短で~日になりそうです。」と教えてくれました。
(こんなことだったら、やきもきせずにもう少し早く電話しておけばよかった~)

手術予定日の一週間前に先生から直接電話あり、「温存手術にした場合は、私の場合4分の1から3分の1の切除になりそうなので、どうするか相談に来てください」と言われました。

早速乳腺外科に相談に伺うと、
①温存(ただし、変形が著しい)
②全摘 
③全摘+再建(ただし、手術日はさらに1か月後)

の3つの選択肢を挙げてくれました。

てっきり温存とばかり思っていた私は突然の提案にかなりためらいましらが、迷わず②全摘を選びました。

理由は、
①温存にしてもかなり変形が著しくなるのは辛い
②温存だと放射線治療を平日毎日受ける必要がある (特にコロナ禍で毎日の通院は感染対策的にはあまりよくない)
③今回は同時再建はあきらめなくてはいけないが、また数年後に改めて再建について考えることができる。(また、放射線治療をしていると、インプラントによる再建が難しいらしい)

人によって何を失うのが一番辛いかは様々だと思います。
事実、他の方のブログや乳房再建関連の情報をのぞいてみると、乳房を失うのがとても辛かったという感想もよく見かけます。生稲晃子さんの「右胸にありがとう、そしてさようなら」では、局所再発を繰り返し、乳房温存方法から乳房全摘出に至った苦悩と経験が描かれています。

私の場合は、まだ子育てが一段落したわけでもなく、再発の可能性をたとえわずかでも減らしたい、病巣をできるだけ早くしっかりと取り除いてほしいという一心で全摘を即断しました。