乳がん 闘病記 ぼちぼちがんばります

46歳で乳がん罹患。乳がんと宣告されてからの日々をつれづれなるままに綴った備忘録です。乳がんでもできるだけ普段通りの生活をして、病気に負けない気持ちで踏ん張っています。

細胞診の結果

細胞診の結果を聞くための受診を18:00に予約していたけれども、考えてみれば子供の習い事のお迎えを行く時間! 予約の日時を変更してもらうように電話しました。

すると、受付のお姉さんが「時間の変更ですか? え~、少々お待ちください、先生に相談してみます。」と何やら電話の向こうで焦っている様子がうかがえました。さすがの鈍感な私もここで不穏な空気を感じ取りました。

結局30分ずらしてもらって再予約し、結果を聞きにクリニックに向かいました。電話の様子から悪い予感がしていた私は、待合室においてある先生の著書を診察を待つまでの間読んで、「本に書かれているような乳がんの症状なんて出ていない!」と無理やり自分に思いこませていました。

そしてついに結果を聞く時がやってきました。先生から告げられた言葉は予想していた通り、「残念ながら、悪性でした。」診断名は「浸潤性乳管ガンーつまりステージ0ではないということ」 
これがガンの告知というものだろうか…。 全く実感がわかなくて素直に受け入れられませんでした。

「ガンですか、、、そうですか、、、今までの生活習慣の何が悪かったのでしょうか、食生活でしょうか? それともストレス? お酒の飲みすぎでしょうか?」と先生に矢継ぎ早に聞いてしまいましたが、
何も悪いことはしていません。乳がんは現代病なんです。」と慰めてくれました。

早速これから治療をするであろう紹介先の病院の候補をいくつか挙げてくれました。有明ガンセンター、国立がんセンター、聖路加、順天堂、そして虎ノ門病院です。
3,4日中に決めて電話で連絡してくださいとのことでした。

現実味を帯びないまま主人に「ガンだったみたい、、、」と連絡しました。主人は私の電話の様子があまりにあっさりしていたのでびっくりしたそうです。
けれど、この時はまだ、これから始まるガン治療について訳が分かっていないだけでした..