トヨトミの野望
ホルモン剤を飲むようになってから、数ヶ月が経ちました。
ほてり、ホットフラッシュ、関節痛といったよくみられる副作用は特に感じていません。
抗がん剤の時にすでにそれらしき副作用を経験したので、もしかしてホルモン剤による急激な変化はないためかもしれません。
ただ、なぜか鬱々した状態が以前よりも増した気がするので、お菓子作りに励んだり、読書をしたりしています。
読書といっても、あまり高尚なものは逆に気が重いので、警察ものとか、池井戸潤の小説などを気に入って読んでいます。
最近読んだ本で特に面白かったのは、トヨトミの野望とトヨトミの逆襲です。
巻末に、「これはフィクションで、登場人物は実在しません」、と注意書きがありますが、明らかに、
トヨトミ→トヨタです。
ソフトバンクの孫氏や安倍元首相らしき人も登場し、取材した側からの目線でトヨタのことが描かれているように思われます。
トヨタを通して経済のことも分かるので、勉強になりました。