乳がん 闘病記 ぼちぼちがんばります

46歳で乳がん罹患。乳がんと宣告されてからの日々をつれづれなるままに綴った備忘録です。乳がんでもできるだけ普段通りの生活をして、病気に負けない気持ちで踏ん張っています。

第1クール脱毛

髪が抜け始めたころ、髪を洗うたびに頭皮が引っ張られる感覚がしました。

まさにアピアランスセンターのスタッフがおっしゃっていた通りの感覚です。

 

私は、髪が抜けてお風呂場の排水溝を毎回掃除するのをとても億劫に感じていたので、

100均で大きなたらい(300円)とざるを購入し、たらいの上で洗髪することにしました。

たらいは新生児の沐浴に使うぐらいの大きさです。

 

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たらいに溜まった髪をざるで掬って捨てていました(これも面倒かもしれませんが、、、)

そうすると排水溝に溜まらなくて掃除の必要はありませんでした。

アピアランスセンターの方が大きなざるを使う人もいると言っていたのをヒントに考案?しました。

 

そして、17日目から本格的に髪がごっそり抜け始めました

洗髪のたびにものすごい量の髪が手のひらにごっそりのるのです。

手櫛ですいてもすいてもこれでもかっというくらい抜けます。

 

洗髪もしかりでしたが、私にとってはドライヤ―をかける時が恐怖でした。

抜けた髪がドライヤーの風で床じゅうに散らかるので掃除が大変、、、

抜けた髪の処理にはコロコロが大活躍でした。

 

髪が抜け始めてからは、ふのりシャンプーで洗髪するようにしました。

髪がふさふさだった時は泡立ちが少なくて物足りなく感じていましたが、抜け始めてからはむしろ少量の泡のほうが洗いやすく、少ない髪で泡立てるにはちょうどよい感じでした。

一度目は頭皮全体になじませて、二度目は指の腹で優しく洗いました。

天然のふのりが主成分で低刺激で悪い成分は入っていないので、脱毛中も刺激を感じることはありませんでした。

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そして、約一週間の恐怖の脱毛ラッシュの後、ところどころ髪が抜け落ちずに残って、バーコード状態に。

そういえば、抗がん剤通院センターの看護師さんや薬剤師さんも、髪は少し残る人が多いと言っていました。

この状態を形容すると、落ち武者ともオランウータンとも、、、

 

髪が抜けて地肌が見えるようになってから初めて気が付いたのですが、頭皮は皮膚とは違い、真っ白でぷにっとした手触り

固めのスライム?のような感触です。

 

なるほど、頭皮はボディソープでなくシャンプーで洗ったほうがよいというのも納得です。