乳がん 闘病記 ぼちぼちがんばります

46歳で乳がん罹患。乳がんと宣告されてからの日々をつれづれなるままに綴った備忘録です。乳がんでもできるだけ普段通りの生活をして、病気に負けない気持ちで踏ん張っています。

抗がん剤前に散髪-がんセンター理髪室にて

ウィッグの次には散髪です。髪が抜ける時に長いと絡んで大変だという話を聞いたので、生まれて初めてベリーショートにすることにしました。

 

行きつけの美容院に行こうかとも思ったのですが、国立がんセンターの最上階にある理髪室なら、抗がん剤の脱毛時のお手入れや、抗がん剤治療センターについて色々とお話が聞けるかも」と思い早速電話で予約してから向かいました。

 

理髪室は男性と70代ぐらいの女性スタッフがいましたが、男性スタッフが担当してくれました。抗がん剤投与に伴って髪を切りに来る女性も多いらしく、思った通り、治療のことや脱毛のプロセスについてよくご存じでした。

 

そうそう、抗がん剤の種類によっては、副作用の手足のしびれを和らげるために、投与時に手足を冷却する対処法があるのですが、国立がんセンターでは、投与中に頭部冷却装置を使って脱毛の予防効果があるか調べる実験も過去にあったそうです。

 

残念ながら有効ではなかったようです。

 

今までは髪についてあまり悩んだことはなく、ドラッグストアで購入できるシャンプーとリンスばかり使っていました。ノンシリコンにだけはこだわっていましたが、、、

 

髪について比較的無頓着な私は、髪が抜けたらボディシャンプーで体と一緒に頭皮も洗えるものだとばかり思っていましたが、「頭皮は油分が多く、抗がん剤投与中は特に敏感になるので、きちんとシャンプーを使ってください」とアドバイスをいただきました。

 

ウィッグのリネアストリアのお姉さんも、「体と頭皮は皮脂の量が違うので、ボディソープではなく、低刺激のシャンプーで頭皮を洗ってくださいね」と言っていました。

 

「そういえば、以前髪の健康のためにふのりシャンプーを勧められて使っていたことがあるから、また使ってみようかな」と何気なく話していたところ、

 

まぁ、それはいい! 私も是非使ってみたいわ」と女性スタッフのほうが大絶賛!!

思いの他の関心の高さに少し戸惑いながらも、ふのりシャンプーの良さについて改めて考えてみました。

添加物が少ないので抗がん剤治療中も安心して使えるのがいいですね。

 

健康な人にはドラッグストアで入手できるシャンプーで十分だと思います。けれども、世の中には抗がん剤に限らず、脱毛症や薄毛など髪の悩みを持つ人も多いですよね。。

 

脱毛が始まったら、ふのりシャンプーを使って弱った頭皮を優しく労わってあげようと固く?決心しました。